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「プレゼントをもらって、何度も誘われて、悪いから付き合うという人だとね。そもそも気がない相手のプレゼントを何度も受け取らない気がするのよね。きっと、段君や花咲君なら、プレゼントは受け取らないわ。最初からね」言われてみたら、そうかも。
「それを受け取るけれど、メールの返信回数は少なくて、相手にもしてないなんて、かなり自分優先型の人かもしれないから、心配なだけ」
「そうかもしれないね。難しいな。そういうのって」
「確かにね、押して押しまくって、うまくいった成功例もあるわ。ただね、優しすぎるというか、突き放せないようなところがある人が相手だったからね。ただ、その時の相手は女性だったのよね。頑張って付き合っていた人もいたけれど、相手はデートした程度としか思ってなくて、女の子の方は彼女だと思っていたケースだったの。それだと辛いわよ」うーん。
「でも、それでも思いが通じることだって」
「相手の男性、まったく気がなかったらしいわよ。うるさいから、一度付き合ってみただけ。あとは適当にあしらっておしまいって感じだったらしいから」
「そう」
「美優ちゃんの相手が、同じように思っている人だと、困るかもね」
「そんなにプレゼントを渡したのかな?」
「金額にしたら、かなりかもしれないとサリちゃんが言ってたけれど」うーん、それだと、相手は誠実じゃないかもしれないな。女の子に高額のものを買わせるという男性がどうも好きになれそうもなかった。
「注意してあげても難しそうだよね」
「無理じゃないの。夢中になっている時なら、聞く耳をもたないかもね。相手の男性が別の女性と付き合っていても納得してなかった同級生がいたけど」
「え、そうなの?」
「デート相手の女性が悪いって、何度も怒っていたのを目撃したわ。自分と付き合う予定なのに、割り込んだ。そう思い込んでいたみたいだからね。男性は相手にもしてなかったのに、何度か話しかけられて、相手にそれなりに合わせていた程度だったみたいだけど、勘違いしちゃったようだからね」
「大変そうだね」
「なんだか、あちこちあるわ」
「海里ちゃんはデート相手は?」
「ああ、恩湯の人に誘われているわ。私、高校時代に付き合ってほしいと頼まれていたからね。複数に」
「え?」さすがに驚いたら、
「割とモテたのよ。会話をしていて楽しいからって。だから、順番待ちされているの、私」と言われて、かなり驚いた。

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