大橋由香（おおはし　ゆか）

　安修大学（架空）社会学部ライフデザイン科。おとなしくてどこにでもいるような女子学生　目立たない地味なタイプ。受身で自分の意見を言う前にどうしても躊躇してしまう。九条隆司と一緒にサイレント映画に出演。

草刈エミリ（くさかり　えみり）

　社会学部ライフデザイン科。元気良く明るい。友達も多く、人気者。男子学生に声を掛けられる数も多い。甲羅と一時期付き合っていた。

九条龍司（くじょう　りゅうじ）

　社会学部情報社会学科。家は金持ち。男子校で育ったために、女性とどう話していいか分からないところがあり、女性は面倒だと思っている。由香と一緒にサイレント映画に出演。

甲羅晃(こうら　あきら）

　社会学部情報社会学科。軽くて明るい。女性は数打てば当たると言うポリシー。呼び出して来てくれる人や、割と気に入ってる人まで恋人未満の人を取り揃えているのが自慢。女の子と過ごす時間は好きだけれど、束縛されるのは嫌。話題も豊富で明るくて、マメに電話をする。

奥富美弥（おくとみ　みや）

　九条隆司のいとこ。生粋のお嬢様育ちの性格の良い容姿も陶器のお人形のような綺麗な肌、まっすぐでくせのない黒髪を持った女性。婚約者がいる。

相川悦治（あいかわ　えつじ）

　情報社会学科。エミリのことが気になっていたのに、デートを簡単に断られて、それ以来、自分と一緒にいる女性たちとエミリと由香を馬鹿にしている。無神経なところがあり、学生たちに煙たがられている。

佐並蓮（さなみ　れん）

　社会学部社会学科。医者の子ども。医学部に入学できなかったため、自尊心が傷つき、エミリと由香や、普通の学生を馬鹿にすることでプライドを保っている。エミリに母親を助けられて以来、気になっているけれど、プライドが高いため、人前では誘っていない。

花咲瑞貴（はなさき　みずき）

　ライフデザイン学科。明るく屈託なく笑う男子。固定観念で物を考えるより、そのときの気持ちで考えたいタイプ。姉が二人いるために女性と話すのに慣れている。由香の相談相手。さわやかでよく笑うため、女の子たちからも人気がある。グループの中心人物。

犬童千花（けんどう　ちはな）

　女らしい子に育ってほしいと祖母が名づけた。古くさい名前の呼び方が気に入ってない。女らしくあるのは無意味だと思っている。高飛車な言動で周りから浮いている。自分のことを嫌がらない花咲君が気になってしょうがない。そのため、花咲君とよく話している由香があまり好きではないため、何かとぼやいている。

グループの女子
猿林陽奈子《さるばやし　ひなこ》
　サリ　背が高め、痩せている。男性の好みはとにかく自分より背が高い男。高校時代からかっこいい人にばかり目がいってしまう。男の話になると目の色が変わる。意外と負けず嫌いで、自分と同程度と思っている由香に男の噂が出るとやっかみからぼやくことが多い。

八束美優《やつか　みゆ》
　他校のかっこいい人を好きになり追いかけまわしてしまう。バイト代を整形するのに使い、残りを憧れの阿木君に時計を渡すために使ってしまう。

与田海里《よだ　かいり》
　グループ全体を見て行動するタイプ。恋愛はそれなりにしている。男子学生のまとめ役。由香の相談相手。

グループ男子
段和夫《だん　かずお》
　背は低め、体型から柔道経験があるように見られることが多い。優しいけれど押しが弱いところがある。八束美優ちゃんが好み　

仲島英明《なかじま　ひであき》
　中肉中背　おしゃべり好き。段君と一緒にいることが多い。

上久保正《かみくぼ　ただし》
　スポーツが好きな男。バイト先の子に声を掛けられて、デートしたいと思っている。グループでそれなりに仕切ったりしている。

蓮池竜斗《はすいけ　たつと》
　ちょっと太目。漫画好き。海里ちゃんにあこがれているけれど、振られてしまう。千花ちゃんにレポートにケチをつけられてからはそばに寄らないようにしている。サリとはよく喧嘩している。ちょっときついことを言ってしまう。

綸同祥吾≪りんどう　しょうご≫
　由香の高校時代の憧れの人。

森園虎太郎《もりぞの　こたろう》
　由香が高１の時のクラスメイトで部活も一緒だった男。綸同君の仲の良い友達。