
中学生の女の子の迷いながらの成長の物語です。それほど都会でもない海星中学、あまり仲が良くない弱小テニス部に所属している佐倉詩織は、密かに憧れている男子生徒がいながらも、遠く見ているだけが精一杯。そんな詩織が生徒会長の楢節さんと成り行き上付き合っている振りをすることになり……。
登場人物
佐倉詩織(さくら しおり)
海星中学2年生 テニス部 父親と二人暮し、おとなしくて、すぐに悩む。ドジ。
山崎拓海(やまざき たくみ)
2年B組 バスケ部 父親は建築関係の仕事をしている。母親はピアノを教えている。クラスで一目置かれている。クールに見えているけれど・・。
楢節勝(ならふし まさる)
3年C組 テニス部 生徒会長をしている。テニス部の先輩。母親は有名なカウンセラーで評論家。詩織に興味を持ち、付き合いだす。数々の武勇伝があって、女性遍歴を重ねている。
戸狩冬馬(とがり とうま)
2年B組 学級委員 モテる。碧子に片思い。
観野美紗子(かんの みさこ)
バレー部 生徒会副会長を目指して、見事当選。医者の家系。父親は市会議員。兄も弟も優秀らしい。
弘通雅兼(ひろみち まさかね)
二年B組 優しい性格。成績は学年で一、二番。気配りができ、よく相談を受ける。詩織のことを・・・。
立木園絵(たちき そのえ)
アメリカに住んでいる。資産家と結婚し、服飾方面の仕事をしていて、一時帰国している。
佐倉朋和(さくら ともかず)
詩織の父親。園絵に一目ぼれして、もうアタックをして結婚したものの……。
詩織の友達
氏家碧子(うじいえ みどりこ)、村中知夏(むらなかちなつ)、鹿内桃子(しかないももこ)、田戸夕実(たどゆみ)、弥生朋美(やよいともみ)、
加賀沼さんのグループ
加賀沼(かがぬま)さん、宮内(みやうち)さん、富山さん、牧さん
*大昔にあらすじだけ作ったものを手直しをしました。だから、時代設定はかなり昔になります。
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